【絶対後悔】新卒でSESはマジでやめとけ!入社すべきではない理由とは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、ケイセイです。
このブログでは、現役ネットワークエンジニアが資格や転職について発信しています。

・就活をしていてSESから内定をもらったのですが入社すべきでしょうか

・SESについて気になっているのですが新卒で入社しても大丈夫なのでしょうか

・新卒でSESに入社してしまったのですがどうすればいいでしょうか



以上のような、疑問を解決します。

「就活がつらくて終わりにしたいから内定もらっているSESに入社しよう。」
「SESってよく分からないけど今伸びてるIT業界の会社らしいから入社しよう。」
みたいに思っている人がいたらちょっと待ってください!

新卒でSESに入社してしまうと後悔する可能性が非常に高いです。

私もSES時代には多くの新卒が「思ってたのと違う。」「入社しなければよかった。。。」と後悔し、早期退職してしまうのを見てきました。

このように一度きりの新卒カードをSESに使ってしまい台無しにするのは非常にもったいないですよね。。。

今回は「新卒でSESやめとけ」にまつわる記事を書いたので興味のある方はご覧ください。

この記事の内容
  • SESについて簡単に説明
  • 新卒でSESに入社しないほうがいい理由
  • 新卒でSESに入社してしまったらどうすべきか
この記事はこんな人におすすめ!
  • 新卒で就活をしていてSESについて気になっている人
  • SESから内定が出て入社するか迷っている人
  • 新卒でSESに入社してしまって後悔している人
  • この記事を書いた人
ケイセイ

SESは中途でIT業界に転職したいという人にはおすすめですが、新卒で入社するのはおすすめできません。

スポンサーリンク

目次

SESってなんなの

まずはじめにSESってなんなのか簡単に説明します。

SESとはSystem Engineering Serviceの略称で顧客に労働力を提供する契約のことを指します。

そして、このSES契約をSIerや事業会社などの顧客と結び、労働力(人間)を提供(派遣)することでお金稼ぎをしているのがSES企業になります。

SESのイメージとしては以下の図のような感じです。

そして、図のように顧客に労働力として派遣されるのがSESの社員になります。

人を派遣することによってお金儲けをするビジネスモデルなのでネットでは「人売りビジネス」と言われていたりもしますね(笑)

以上がSESの全体像になります。

ケイセイ

SES:顧客に労働力を提供する契約
SES企業:その契約でお金稼ぎをしている企業
SES社員:客先への派遣要員(労働力)

まとめるとこんな感じです。

新卒でSESに入社しないほうがいい理由

次に新卒でSESに入社しないほうがいい理由について説明します。

理由は以下の5つです。

1.教育体制が整っていない

SESは教育体制が整っていない
SESは教育体制が整っていない

SESは教育体制が整っていないため、スキルゼロのままで放置みたいなこともあり得ます。

教育体制が整っていない理由としては2つあります。

教育体制が整っていない理由
  1. 入社後の研修が微妙
  2. 客先で教育をしてくれる人がいない

入社後の研修が微妙

入社後の研修は社会人マナーやITの基礎知識をちょろっとやって終わりです。

しかも、バイトや自社の暇な社員が講師を担当しているので教え方もそんなにうまくありません。

参考書に書いてある内容をそのまま読んでいるだけです。

実際に私も最初に入社した会社では1カ月間新卒に混じって研修を受けていたのですが、

講師⇒2カ月前に入社した先輩社員

内容⇒参考書の内容をそのまま読んでいるだけ。講師もよく分かってないので質問はNG。

みたいにほとんど意味のないような研修で、得られたものは何もありませんでした。

ケイセイ

大事に教育されるはずの新卒がこんな扱いされるのは意味が分からないです。

客先で教育をしてくれる人がいない

研修が終わったら客先へ派遣されますが、そこでは誰も教育をしてくれないです。※もちろん自社からは放置です。

客先の社員から見たら「ただの派遣の人」としてしか見られないので教育なんてしてくれません。

なんなら客先によってはしゃべりかけられない可能性だってあります。

じゃあ同じ会社から派遣されている先輩社員だったら教育してくれるのではないかと思いますが、残念ながらそうではありません。

仕事をこなすうえでの最低限の知識は教えてくれるかもしれませんが、あなたのキャリアを考えてスキルアップできるように教育をしてくれるような可能性は低いです。

理由としてはそもそも先輩社員にスキルがないため教育ができないという点が挙げられます。

そりゃあ、同じ客先で同じような仕事をしているわけですからスキルレベルも変わらないですからね。

スキルレベルの変わらない人に教育してもらってもあまり意味がありません。

このようにSESに入社すると自社からは放置され、客先の社員からは無視、先輩社員はそもそもスキルがないので教育できないという状況に陥ってしまう可能性が高いです。

この状況のせいでいつまでたってもスキルを身につけることができず、時間だけを無駄にしてしまいます。

入社して数か月後にこの状況になってしまうのは酷ですよね。。。

この状況のせいで私の周りでも「思ってたのと違う。。。」「この先のキャリアが見えない。」みたいに言って退職してしまう新卒の人が何人かいらっしゃいました。

2.スキルが身につかない

SESはスキルが身につかない
SESはスキルが身につかない

これが致命的だったりもします。

SESというのはとにかくスキルが身につきづらい環境です。

スキルが身につきづらい理由としては2つあります。

スキルが身につきづらい理由
  1. 教育体制が整っていない ※前項を参照してください
  2. 新卒だとスキルが身につかない客先に配属される可能性が高い

新卒だと当然実務経験がなくスキルもないため、スキルが要求される客先からはNGが出てしまいます。

そうなると新卒は簡単な仕事しかしない客先に派遣されてしまいます。

そのような客先に派遣されてしまうとスキルを身につけることは不可能になってしまいます。

また、一度スキルが身につかない客先に配属されてしまうと、抜け出すのは難しくなってしまいます。

なぜ抜け出せなくなるのかはこちらの記事で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

スキルアップ出来るかどうかは運要素が大きい

そして、スキルというのはIT業界ではかなり重要なもので、キャリアアップや転職する際はスキルが重要視されます。

SESだとこの重要なスキルを身につけることができないため、今後のキャリアの選択肢が狭くなってしまい、SESから抜け出せなくなってしまいます。

3.給料が安い

SESエンジニアはIT業界の中では給料が安い
SESエンジニアはIT業界の中では給料が安い

SESの給料はIT業界の中ではかなり低い水準です。

同年代のSIerのエンジニアと比べても年収換算で100万円以上の差が出てきてしまいます。

実際に私もSESからSIerへ転職したのですが、150万円ほど年収が上がりました。

給料が低いとストレスや劣等感を抱く原因にもなってしまい、SESに入社したことを後悔してしまう可能性もあります。

このようなことから給料が安いのもSESに入社しないほうがいい理由の1つとなります。

なぜSESの給料が安いかはこちらの記事で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

給料が安い

SESエンジニアのリアルな年収に興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

4.勤務地がコロコロ変わる

SESは勤務地がコロコロ変わる
SESは勤務地がコロコロ変わる

SESエンジニアの勤務地は客先に依存するので異動になるごとにコロコロ変わっていきます。

異動の頻度としては大体半年~3年くらいです。

異動になるごとに人間関係を構築しなおしたり、仕事を一から覚えなおさなければならないためかなりストレスになってしまいます。

また、運が悪いと遠方の客先に飛ばされてしまい引っ越しせざるを得ない状況になってしまう場合もあります。

実際に私も住んでいる場所から4時間かかる客先に異動になってしまい引っ越しする羽目になってしまいました。

このように一つの場所で仕事ができず、異動するごとに一からやり直さなければならないというのもSESに入社しないほうがいい理由の1つとなります。

5.下請けとして働くので劣等感を感じる

SESは下請けとして働くので劣等感に苛まれる
SESは下請けとして働くので劣等感に苛まれやすい

SESは客先に下請けとして派遣されて働くのでいろんな場面で劣等感を感じやすいです。

詳細はこちらの記事で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

客先のプロパーとの間に差を感じる

このように日々劣等感を感じていると「もっと頑張ってSES以外に就職すべきだった。。。」みたいに後悔してしまう可能性が高いです。

実際に私の周りでも劣等感から後悔の念が強くなり、SESを早期退職してしまった新卒の人がいらっしゃいました。

新卒はSIerや事業会社へ入社したほうがいい

新卒の人はIT業界に入りたいのであればSIerや自社サービスを展開している事業会社へ就職することをおすすめします。

SESよりも給料はいいし、スキルアップもしやすいので今後のキャリアの幅も広がりやすいです。

SESは後からでも全然入社できるので、まずは貴重な新卒カードは入社難易度が比較的高いSIerや事業会社へ使うほうがいいでしょう。

SIerや事業会社で一回働いてみて合わなかったら、その時に初めてSESに転職するのも選択肢に入れてもいいと思います。

もし新卒でSESに入社してしまったら?

もし新卒でSESに入社してしまって「入るところ間違えた」みたいに思っている人がいたら、第二新卒枠で転職することをおすすめします。

第二新卒だと普通の新卒と同じように扱ってくれる会社が多いので、実務経験が少なくても採用してもらえる可能性は高いです。

ただ、第二新卒が適用される年齢は25歳くらいまでなので転職しようか迷っている人は少しでも早く行動したほうがいいでしょう。

25歳を過ぎてしまうと普通の中途採用枠での転職となってしまい、それなりに実務経験も要求されるため転職の難易度が上がってしまいます。

SESのデメリット・将来性

SESのデメリットやSESの将来性については別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。

SESのメリット

SESののメリットについては別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。

SESの退職方法

SESの退職方法は別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。

SESの年収

SESエンジニアのリアルな年収は別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。

まとめ

この記事のまとめです。

・新卒でSESは入社するべきでない
・新卒カードは入社難易度が高いSIerや事業会社に使うべき
・新卒でSESに入社してしまったら第二新卒枠で転職をする選択肢がある

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SIer勤務の26歳|21歳で大学中退|文系未経験でSESへ入社し監視オペからスタート|2年後他SESへ転職|NW設計構築案件で2年働く|大手子会社のSIerへ転職|現在Ciscoなどのネットワーク製品の設計構築を担当

このブログでは大学中退というどん底からIT業界へ飛び込んだ私の経験を基にIT業界に関する情報を発信していきます。

スポンサーリンク

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次