【2023年度】CCNPにおすすめの参考書&学習サイトを厳選して紹介!

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、ケイセイです。
このブログでは、現役ネットワークエンジニアが資格や転職について発信しています。

・CCNPを取得したいのですが、おすすめの参考書や学習サイトについて教えてください

・また、参考書・学習サイトをどのように活用して勉強すればいいか知りたいです



以上のような、疑問を解決します。

この記事の内容

・CCNPとは

・CCNPのおすすめ参考書

・CCNPのおすすめ学習サイト

・CCNPの勉強方法

この記事はこんな人におすすめ!

・CCNPの取得を検討している方

・CCNPの良質な教材を探している方

・教材の活用方法を知りたい方

  • この記事を書いた人

スポンサーリンク

目次

CCNPとは?

まずは、CCNPという資格について軽く説明します。

CCNPとは、「Cisco Certified Network Professional」の略で、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、プロフェッショナルレベルの技術者を認定する資格です。

ネットワークエンジニアの間では有名な、CCNAの上位資格に位置付けられています。

取得をすることで大規模ネットワークの導入~保守までの技術を保有することが証明されます。

CCNPの種類

CCNPは以下の5種類があります。
この中でもCCNP Enterpriseが日本語で受験出来るのと、ルーティングやスイッチングなどの馴染みのある分野が試験範囲であるため、最も人気の試験になっています。

CCNPの種類

・CCNP Enterprise

・CCNP Security

・CCNP Collaboration

・CCNP Data Center

・CCNP Service Provider

当サイトでは最も人気の高いCCNP Enterpriseにフォーカスして、CCNPについて紹介していきます。

CCNPの取得条件

CCNPは必須科目であるコア試験(ENCOR)+選択科目のコンセントレーション試験1種の計2科目に合格することで取得可能となります。

コア試験(必須科目)コンセントレーション試験(選択科目)
350-401 ENCOR300-410 ENARSI
300-415 ENSDWI
300-420 ENSLD
300-425 ENWLSD
300-430 ENWLSI
300-435 ENAUTO

当サイトではコア試験「CCNP ENCOR」とコンセントレーション試験の中で最も受験者数が多い「CCNP ENARSI」に必要な参考書・Web問題集を紹介します。

CCNPの試験時間・問題数・合格点・受験料

試験時間・問題数・合格点・受験料は以下の通りです。

【コア試験】

試験時間120分
問題数100問前後
合格点825/1000
受験料57,200円(税込) 

【コンセントレーション試験】

試験時間90分
問題数60問前後
合格点825/1000
受験料42,900円(税込)
ケイセイ

受験料については2試験合わせて約10万円と高額なので1発合格したいところですね。

CCNPのおすすめ参考書

次に私がおすすめするCCNPの参考書について紹介します。

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コア試験ENCOR(350-401)

著者林口 裕志
定価5,940円(税込)
発売日2022/9/21
ページ数976ページ

まず一冊目は翔泳社が出版している「シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集」のコア試験版です。

本書は現役ITスクールの講師陣が書き下ろしており、合格のノウハウがふんだんに盛り込まれた一冊になっております。

私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。

・図やコマンド出力結果を用いての解説が要所に掲載されていているため、理解を深めやすい

・章の最後に確認問題が付属しているため、すぐアウトプット出来て知識が定着しやすい

・頻出問題にはアイコン付けがされているのでどこを重点的に勉強すればいいか分かる

・DNA Center、自動化などの馴染みの薄い分野でも図付きで分かりやすく解説されている

・特になし

コア試験(CCNP ENCOR)では唯一の日本語で書かれた参考書になるので、参考書ベースで勉強したい方は本書を利用することをおすすめします。

ケイセイ

私もこちらの参考書を使って勉強をしていましたが、1000ページ近くあるのにもかかわらず分かりやすくまとまっていたため、問題なく読み進めることができました。

シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コンセントレーション試験ENARSI(300-410)

著者林口 裕志
定価5,500円(税込)
発売日2021/8/30
ページ数864ページ

二冊目は同じく翔泳社が出版している「シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集」のコンセントレーション試験版です。

こちらもコンセントレーション試験で唯一の日本語で書かれた参考書になるので、参考書ベースで勉強するならこれ一択になるでしょう。

私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。

・図やコマンド出力結果を用いての解説が要所に掲載されていているため、理解を深めやすい

・章の最後に確認問題が付属しているため、すぐアウトプットできて知識が定着しやすい

・頻出問題にはアイコン付けがされているのでどこを重点的に勉強すればいいか分かる

・ルーティングプロトコルについて網羅されているため、基礎固めが出来る

・現状コンセントレーション試験では唯一の日本語で書かれた参考書

・分かりやすさ重視で書かれているため、基礎を固めるにはいいがCCNP合格という観点では少し物足りない内容になっている

だったらこの参考書はあまり使えないのでは。。。?

ケイセイ

安心してください。本書は次項で紹介する学習サイトと併用することで力を発揮することが出来ます!

【英語が得意な人向け】Cisco公式参考書

  • CCNP ENCOR版
  • CCNP ENARSI版

おまけでの紹介になりますがCisco公式が出版している参考書です。

公式が出版元なだけあって精度は確かなのですが、残念なことに日本語版は出版されていません。英語が得意な方や翻訳ソフトを使ってでも公式本で勉強したい!という方以外にはあまりおすすめは出来ません。

・公式が出版元なので精度は高い

・日本語版が出版されていない

CCNPのおすすめ学習サイト

CCNPイージス

CCNPイージスは、コンセントレーション試験であるCCNP ENARSIの試験範囲を網羅しており体系的に学ぶことが出来る学習サイトです。

こちらのサイトを読むことでCCNP ENARSIに合格するための知識を身に着けられるだけでなく、CCNPのコア試験であるCCNP ENCORでも役立つ知識を身に着けることが出来ます。

高クオリティかつ無料で利用出来るため、CCNPを勉強される方にはMUSTの学習サイトと言っていいでしょう。

私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。

・CCNP合格に必要な技術を体系的に学習することが出来る

・細かい技術まで書かれているため、より専門性を問われるCCNP ENARSI試験に対応することが出来る

・スマホからもログイン出来るため、通勤時間などのスキマ時間を活用して学習することが可能

高クオリティかつ無料のためコスパ最強

・一部解説が難しいところがあるため、別サイトや参考書で補完する必要がある

・CCNP ENCORの全範囲をカバーしていない

私が勉強したときはCCNPイージスをメインにインプットを行い、分からない箇所やカバーしていない箇所については前項で紹介した参考書を利用していました。

ケイセイ

私は両者を併用することで取りこぼしなくインプットすることが出来ました!

Ping-t

Ping-tはCCNPだけでなく、CCNA、LinuC、AWS、オラクルといったIT系資格の問題を解くことが出来るWeb問題集です。

豊富な問題数に加え、すべての問題に丁寧な解説がついているため確実に知識の定着を図ることが出来ます。模擬試験モードでは本番に近い形式で問題を解くことが出来るため、時間配分などの対策も行うことが可能です。

また、Ping-tには合格体験記というのがあり、合格した人たちの勉強方法や試験の感想を閲覧することが出来るので参考にすることが可能です。

Ping-tでCCNPの問題を解くには有料会員になる必要があるのでそこだけは注意しましょう。

私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。

・問題数が豊富なためCCNPの範囲を網羅的にアウトプットするのに最適

・すべての問題に丁寧な解説がついているため、1問ずつ確実に理解しながら学習できる

・ミスした問題のみを解くモードがあるので、苦手分野を効率的に克服できる

模擬試験モードでは本番に近い形式で問題を解くことが出来るため、時間配分などの対策も行うことが可能

・サイト内に掲示板があり、分からないことを質問できる

・スマホからもログイン出来るため、通勤時間などのスキマ時間を活用して学習することが可能

・問題の難易度が本番試験に比べてやや低い(主にENARSI)

CCNP ENCORは浅く広く暗記していれば解けるような問題が多いので、Ping-tの問題を解いていれば十分合格することが可能になります。

CCNP ENARSIについては特定の分野を深堀りされるような問題が多いため、Ping-tだけでは少し心もとないです。対策として仮想エミュレータなどでルーターを用意し、自分の手で設定を行ってみることをおすすめします。実際に設定を行ってみることで理解度が飛躍的にアップするので確実に合格したい方はぜひお試しください。

CCNPの勉強方法

紹介した参考書・学習サイトを使用しての勉強方法については別記事でまとめているので興味のある方は参考にしてみてください。

まとめ

この記事のまとめです。

・参考書は翔泳社が出版している2冊がおすすめ!
・学習サイトはCCNPイージス&Ping-tがおすすめ!
・CCNP ENARSIはハンズオンを行って対策しよう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SIer勤務の26歳|21歳で大学中退|文系未経験でSESへ入社し監視オペからスタート|2年後他SESへ転職|NW設計構築案件で2年働く|大手子会社のSIerへ転職|現在Ciscoなどのネットワーク製品の設計構築を担当

このブログでは大学中退というどん底からIT業界へ飛び込んだ私の経験を基にIT業界に関する情報を発信していきます。

スポンサーリンク

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次