こんにちは、ケイセイです。
このブログでは、現役ネットワークエンジニアが資格や転職について発信しています。

・CCNPを取得したいのですが、おすすめの参考書や学習サイトについて教えてください
・また、参考書・学習サイトをどのように活用して勉強すればいいか知りたいです
以上のような、疑問を解決します。
・CCNPとは
・CCNPのおすすめ参考書
・CCNPのおすすめ学習サイト
・CCNPの勉強方法
・CCNPの取得を検討している方
・CCNPの良質な教材を探している方
・教材の活用方法を知りたい方
- この記事を書いた人


CCNPとは?


まずは、CCNPという資格について軽く説明します。
CCNPとは、「Cisco Certified Network Professional」の略で、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、プロフェッショナルレベルの技術者を認定する資格です。
ネットワークエンジニアの間では有名な、CCNAの上位資格に位置付けられています。
取得をすることで大規模ネットワークの導入~保守までの技術を保有することが証明されます。
CCNPの種類
CCNPは以下の5種類があります。
この中でもCCNP Enterpriseが日本語で受験出来るのと、ルーティングやスイッチングなどの馴染みのある分野が試験範囲であるため、最も人気の試験になっています。
・CCNP Enterprise
・CCNP Security
・CCNP Collaboration
・CCNP Data Center
・CCNP Service Provider
CCNPの取得条件
CCNPは必須科目であるコア試験(ENCOR)+選択科目のコンセントレーション試験1種の計2科目に合格することで取得可能となります。
コア試験(必須科目) | コンセントレーション試験(選択科目) |
350-401 ENCOR | 300-410 ENARSI |
300-415 ENSDWI | |
300-420 ENSLD | |
300-425 ENWLSD | |
300-430 ENWLSI | |
300-435 ENAUTO |
CCNPの試験時間・問題数・合格点・受験料
試験時間・問題数・合格点・受験料は以下の通りです。
【コア試験】
試験時間 | 120分 |
問題数 | 100問前後 |
合格点 | 825/1000 |
受験料 | 57,200円(税込) |
【コンセントレーション試験】
試験時間 | 90分 |
問題数 | 60問前後 |
合格点 | 825/1000 |
受験料 | 42,900円(税込) |



受験料については2試験合わせて約10万円と高額なので1発合格したいところですね。
CCNPのおすすめ参考書


次に私がおすすめするCCNPの参考書について紹介します。
シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コア試験ENCOR(350-401)
著者 | 林口 裕志 |
定価 | 5,940円(税込) |
発売日 | 2022/9/21 |
ページ数 | 976ページ |
まず一冊目は翔泳社が出版している「シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集」のコア試験版です。
本書は現役ITスクールの講師陣が書き下ろしており、合格のノウハウがふんだんに盛り込まれた一冊になっております。
私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。
コア試験(CCNP ENCOR)では唯一の日本語で書かれた参考書になるので、参考書ベースで勉強したい方は本書を利用することをおすすめします。



私もこちらの参考書を使って勉強をしていましたが、1000ページ近くあるのにもかかわらず分かりやすくまとまっていたため、問題なく読み進めることができました。
シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集 [対応試験]コンセントレーション試験ENARSI(300-410)
著者 | 林口 裕志 |
定価 | 5,500円(税込) |
発売日 | 2021/8/30 |
ページ数 | 864ページ |
二冊目は同じく翔泳社が出版している「シスコ技術者認定教科書 CCNP Enterprise 完全合格テキスト&問題集」のコンセントレーション試験版です。
こちらもコンセントレーション試験で唯一の日本語で書かれた参考書になるので、参考書ベースで勉強するならこれ一択になるでしょう。
私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。



だったらこの参考書はあまり使えないのでは。。。?



安心してください。本書は次項で紹介する学習サイトと併用することで力を発揮することが出来ます!
【英語が得意な人向け】Cisco公式参考書
- CCNP ENCOR版
- CCNP ENARSI版
おまけでの紹介になりますがCisco公式が出版している参考書です。
公式が出版元なだけあって精度は確かなのですが、残念なことに日本語版は出版されていません。英語が得意な方や翻訳ソフトを使ってでも公式本で勉強したい!という方以外にはあまりおすすめは出来ません。
CCNPのおすすめ学習サイト


CCNPイージス
CCNPイージスは、コンセントレーション試験であるCCNP ENARSIの試験範囲を網羅しており体系的に学ぶことが出来る学習サイトです。
こちらのサイトを読むことでCCNP ENARSIに合格するための知識を身に着けられるだけでなく、CCNPのコア試験であるCCNP ENCORでも役立つ知識を身に着けることが出来ます。
高クオリティかつ無料で利用出来るため、CCNPを勉強される方にはMUSTの学習サイトと言っていいでしょう。
私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。
私が勉強したときはCCNPイージスをメインにインプットを行い、分からない箇所やカバーしていない箇所については前項で紹介した参考書を利用していました。



私は両者を併用することで取りこぼしなくインプットすることが出来ました!
Ping-t
Ping-tはCCNPだけでなく、CCNA、LinuC、AWS、オラクルといったIT系資格の問題を解くことが出来るWeb問題集です。
豊富な問題数に加え、すべての問題に丁寧な解説がついているため確実に知識の定着を図ることが出来ます。模擬試験モードでは本番に近い形式で問題を解くことが出来るため、時間配分などの対策も行うことが可能です。
また、Ping-tには合格体験記というのがあり、合格した人たちの勉強方法や試験の感想を閲覧することが出来るので参考にすることが可能です。
Ping-tでCCNPの問題を解くには有料会員になる必要があるのでそこだけは注意しましょう。
私が使用して感じたGoodポイントとBadポイントです。
CCNP ENCORは浅く広く暗記していれば解けるような問題が多いので、Ping-tの問題を解いていれば十分合格することが可能になります。
CCNP ENARSIについては特定の分野を深堀りされるような問題が多いため、Ping-tだけでは少し心もとないです。対策として仮想エミュレータなどでルーターを用意し、自分の手で設定を行ってみることをおすすめします。実際に設定を行ってみることで理解度が飛躍的にアップするので確実に合格したい方はぜひお試しください。




CCNPの勉強方法


紹介した参考書・学習サイトを使用しての勉強方法については別記事でまとめているので興味のある方は参考にしてみてください。




まとめ
この記事のまとめです。
・参考書は翔泳社が出版している2冊がおすすめ!
・学習サイトはCCNPイージス&Ping-tがおすすめ!
・CCNP ENARSIはハンズオンを行って対策しよう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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