こんにちは、ケイセイです。
このブログでは、現役ネットワークエンジニアが資格や転職について発信しています。
・CCNAを取得したいのですが、おすすめの参考書・問題集について教えてください
・未経験で知識がないのですが、CCNAに合格したいです
・CCNAの各教材がどんな評価なのか知りたいです
以上のような、疑問を解決します。
・CCNAとは
・知識がない方向けCCNAのおすすめ参考書
・CCNAのおすすめ参考書・問題集
・CCNAの取得を検討している方
・未経験知識なしからCCNA合格を目指している方
・CCNAの良質な教材を探している方
・CCNAの各教材の評価が知りたい方
- この記事を書いた人
今回はCCNA勉強に役立つ参考書・問題集について紹介していきます。
難易度が易しめの参考書についても紹介していきますので、未経験の方もぜひご覧ください。
実際に私も「IPアドレスってなに?」、「ルーター、スイッチの違いとは?」みたいな知識が全くない状態から合格しました!
CCNAとは?
※すでに知っている方はこちらから飛ばしてください。
まずはじめにCCNAという資格について紹介します。
CCNAとは、「Cisco Certified Network Associate」の略で、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、下から2番目のアソシエイトレベルに位置する資格です。
アソシエイトは初級レベルとされているので、そこに位置するCCNAはネットワーク初心者に向いている登竜門的な資格と言えるでしょう。
CCNAを取得することでネットワークの基本的なスキルを持ち合わせていることの証明になります。
CCNAの取得条件
CCNAは「CCNA」という一つの試験に合格することで取得可能になります。
2020年に改定が入る前は、CCNAを取得するには「ICND1」と「ICND2」の二つの試験に合格しなければいけませんでしたが、改定の際に統合されたので一つの試験に合格するだけでよくなりました。
試験が一つに統合されたことで出題範囲が広がり、CCNAの取得難易度が上昇してしまったので、アソシエイトといえどそれなりの勉強は必要になってきます。
合格点・合格率
どちらも公式からの発表はありませんが、合格点が1000点満点中825点~850点、合格率が20%~30%くらいと言われています。
合格点については一見高そうに見えますが、CCNAの試験は最初から300点加算されているので、実際は700点中525点~550点取れれば合格の可能性が高いです。
正答率で見ると、大体75%~79%くらいで合格ライン突破のイメージです。
受験料
受験料は46,860円(税込)です。
受験料は値上げされ過ぎてめちゃくちゃ高くなっています
試験時間・問題数
試験時間は120分です。
問題数は人によって多少増減するようですが、100問程度になります。
有効期限
有効期限は3年になります。
CCNAの出題範囲
出題範囲は以下となります。
セクション | 配点割合 |
ネットワークの基礎 | 20% |
ネットワークアクセス | 20% |
IPコネクティビティ | 25% |
IPサービス | 10% |
セキュリティの基礎 | 15% |
自動化とプログラマビリティ | 10% |
出題形式
出題形式は以下の5つとなります。
選択問題(単一・複数) | 複数選択肢の中から回答を選択する形式。答えが1つの問題と複数の問題がある。 |
ドラッグ&ドロップ | 用意されている項目を適切な位置にドラッグ&ドロップして回答する形式。 |
穴埋め | 回答欄に文字列を入力して回答する形式。 |
シナリオ問題 | 長文に対して複数問題が出題されるので、それに回答する形式。 |
シミュレーション問題 | シミュレーション環境でルーターの設定やコマンドを入力して回答する形式。 |
知識がない方向けCCNAのおすすめ参考書
まずはじめに未経験などでネットワークの知識がない方向けにおすすめの参考書について紹介します。
本章で紹介する参考書は入門的な立ち位置にあたるので、基礎固めとして利用することをおすすめします。
1週間でCCNAの基礎が学べる本
筆者 | 宮田かおり |
定価 | 2,640円(税込) |
発売日 | 2021/4/13 |
ページ数 | 336ページ |
Amazon評価 | 4.2 |
インプレス社から出版されている「1週間でCCNAの基礎が学べる本」です。
本書は知識がない方向けに基礎固めを行うための、ネットワーク入門書になります。
「ネットワークとは何か」から丁寧に解説されているので、途中で挫折することなく学習を進めることが可能になっています。
私も当時CCNAを学習した際には、本書を一番最初に読みました。
ネットワークの知識が全くない状態でも、抵抗なく読み進めることができ基礎固めを行えたので、すごくお世話になりました。
GoodポイントとBadポイント
本書のGoodポイントとBadポイントについても紹介します。
知識がない方はとりあえずこれを読んでおけば間違いないと思います!
CCNAのおすすめ参考書・問題集
次におすすめの参考書・問題集について紹介します。
シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301
筆者 | 林口 裕志、浦川 晃、中道 賢 (監修) |
定価 | 4,268円(税込) |
発売日 | 2020/6/24 |
ページ数 | 888ページ |
Amazon評価 | 4.2 |
翔泳社から出版されている、「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301」です。
通称”白本”と呼ばれています。
本書はCCNAの試験範囲について網羅的に書かれているため、CCNAを勉強するには最適の一冊となっています。
また、本書は現役ITスクールの講師陣が書き下ろしているので、独自の合格メソッドもふんだんに盛り込まれています。
CCNA学習では定番の参考書です!
GoodポイントとBadポイント
本書のGoodポイントとBadポイントについても紹介します。
(模擬問題、スマホ問題集付き)徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応
筆者 | 株式会社ソキウス・ジャパン |
定価 | 3,828円(税込) |
発売日 | 2021/4/21 |
ページ数 | 688ページ |
Amazon評価 | 4.1 |
翔泳社から出版されている、「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301」です。
通称”黒本”と呼ばれており、先ほど紹介した”白本”と並んで有名な問題集です。
本書は圧倒的な問題数を誇っているので、仕上げのアウトプットには最適の一冊になっています。
また、解説もとても丁寧なので、正解までのプロセスを明確に理解することができます。
GoodポイントとBadポイント
本書のGoodポイントとBadポイントについても紹介します。
CCNAおすすめWEB教材
CCNA勉強におすすめのWEB教材を紹介してるので興味のある方はご覧ください。
CCNA試験の申し込み方法
試験の申し込み方法についてキャプチャ付きで紹介してるので興味のある方はご覧ください。
CCNA試験のキャンセル・日程変更方法
試験のキャンセル・日程変更の方法についてキャプチャ付きで紹介してるので興味のある方はご覧ください。
まとめ
この記事のまとめです。
・ネットワークの知識がない方は、本格的が学習の前に基礎固めをするのがベター
・定番の”白本”、”黒本”をやっておけば、十分合格に近づける
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント