こんにちは、ケイセイです。
このブログでは、現役ネットワークエンジニアが資格や転職について発信しています。
・SESを退職したいのですが退職方法を教えてください
・退職のことをいつ誰に言えばいいでしょうか?
・契約期間中でも退職可能でしょうか?
以上のような、疑問を解決します。
客先に常駐して働くSESだと退職の時にどうすればいいのか少し複雑に見えて不安になりますよね。
私もSESを退職する前は「いつ誰に言えばいいんだろう?」、「契約期間中でも辞めれるのかな?」、「退職するには具体的に何すればいいんだろう?」みたいに不安に思っていました。
でも安心してください。SESは思ったよりも簡単に退職することが可能です。
会社の就業規則にもよりますが、辞める1~3カ月前までに伝えれば確実に退職することが出来ます。
実際に私も、過去2回SESを退職しましたが、どちらもトラブルなく円満に退職することが出来ました。
今回はSESの退職方法や退職にあたって気になる点を記事にしたのでぜひご覧ください。
・SESを退職しようと思っている人
・SESの退職方法を知りたい人
・退職のことをいつ誰に言えばいいか知りたい人
・契約期間中でも退職出来るか気になっている人
- この記事を書いた人
SESは結構簡単に退職出来るので見ていきましょう。
SESの退職方法
SESの退職方法は以下の4ステップです。注意点や気になる点を補足として記載しているので併せて見ていきましょう。
Step1:自社の上司に退職する旨を伝える
まずは、自社の上司に退職する旨を伝えましょう。もし上司がだれか分からない場合は営業でも大丈夫です。
伝えるときはメールでアポを取って電話などで直接話すことをおすすめします。直接話すことによってあなたの覚悟や本気度が伝わりやすくなるので、上司もすぐ納得してくれる可能性が高くなります。
ここで上司に伝えることで上司⇒営業⇒客先みたいな伝言ゲームで伝わっていくので、後は誰にも退職する旨は伝えなくてもOKです。
伝えるタイミングとしては就業規則に「●カ月以上前に申し出ること」みたいに記載があるのでそれに従うようにしましょう。
例えば、就業規則に「1カ月以上前」と記載がある会社で10月末に退職したい場合は、9月末までに退職する旨を伝える必要があります。
Step2:客先での引継ぎや有休の調整を行う
あなたが退職することは営業から客先へ伝えてくれるので、伝わるまではいつも通り仕事をしていましょう。
客先に伝わった後は業務の引継ぎや有給取得の調整を行っていきます。
引継ぎは法律上義務ではないですが、残る人間が困らないようにきちんと行うことをおすすめします。
私も前任者が設計書の引継ぎを行わず退職してしまったので、キャッチアップするのにかなり苦労しました。
有給取得については余った有給休暇は退職したら消滅してしまうので出来れば使い切ることをおすすめします。
ただ、引継ぎや残った業務との兼ね合いもあるのでそのあたりは客先と調整してお互いが納得するような条件で有給を使うのがいいでしょう。
Step3:自社で退職の手続きを行う
自社の方で退職手続きを行っていきます。
手続きの内容・方法については各会社で異なるので、人事にでも確認してください。
参考までに私が行った手続きは以下になります。
・退職届の提出
・確定拠出型年金の移管
・秘密保持誓約書にサイン
・健康保険被保険者証の返却(退職後に返却)
また、以下のものは会社から忘れずに受け取るようにしてください。特に転職する方は次の会社に提出しなければならないため、必ず受け取るようにしてください。
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・年金手帳
・離職票(失業手当を申請する時に必要)
Step4:退職
ここまでくれば、後は退職するのみです。
お世話になった人達へのあいさつやお礼として菓子折りを持っていくなどしてもいいでしょう。
私は客先にはお世話になったので、あいさつ回りを行い菓子折りの方を持っていきました。
一方で自社とはあまり関わりがなかったため、メールだけでのあいさつで済ませました。
こんな感じで意外と簡単に退職出来ます!
退職にあたって気になる点
次にSESを退職するにあたって気になる点をまとめたので解説します。
契約期間中での退職は可能?
可能です。契約期間が残っていても退職出来ます。
あくまでもこの契約というのは自社と客先との間で交わしたものであって、労働者は関係ありません。
また、法律で「退職の自由」が定められているので、労働者は契約期間中でも問題なく退職することが出来ます。
ただ、自社と客先両方に迷惑は掛かってしまうので、可能であれば契約期間の切れ目のタイミングで退職をすることをおすすめします。
損害賠償を請求されたら支払わなければならない?
支払う必要はありません。
何故なら、労働基準法で「賠償の禁止」と定められているからです。
もし、損害賠償を請求されても労働基準法で定められていることを理由にして断りましょう。
引き止めされたら?
断固たる姿勢で断りましょう。絶対に誘いに乗ってはダメです。
中には「給料増やすから残ってほしい。」「来期昇格出来るように掛け合ってみる。」みたいに待遇を厚くするのを条件にして引き止めしてきたりもします。
しかしこういった謳い文句は所詮口約束でしかないので、引き止めに応じたとしても果たされることはありません。
むしろ、一度退職しようとしたという烙印を押されてしまい、昇給昇格の可能性が低くなってしまいます。
実際に私の知り合いでも、給料を増やすと言われ引き止めに応じてしまった人がいました。
応じた結果としては口約束で証跡がないことから給料は増やしてもらえず、昇給昇格も出来なくなってしまうと言った悲惨なものでした。
こういったケースにならないように引き止めされても絶対に断ることをおすすめします。
SESで退職代行は使える?
SESでも退職代行は使えます。
退職代行を使うことで会社の人間に会うことなく退職することが出来ます。
ただ、多大な迷惑がかかるためやむを得ない状況以外を除いては使うことはおすすめ出来ません。
SESのデメリット・将来性
SESのデメリットやSESの将来性については別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。
SESのメリット
SESののメリットについては別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。
SESの年収
SESエンジニアのリアルな年収は別記事にまとめているので興味のある方はご覧ください。
まとめ
この記事のまとめです。
・SESの退職方法は意外と簡単
・退職にあたって気になる点を解説
最後までお読みいただきありがとうございました。
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